Xデー
2018年4月15日
朝起きたら私がeighterであることを知っている友人や母から連絡が来ていた。
みんなから「大丈夫?」「生きてる?」と来ていて
前日に週刊誌ですっぱ抜かれた内容を思い出した。
ネットで調べて自担が会見を開くことを知った。
その時はいわゆる、ゆるオタで
ライブに当たればお邪魔する、ライブに当たればグッズを買うくらいだったのに
どこにそんなに水分があったんだっていうくらい泣けた。
涙が止まらなくて文字通り何をしていても泣いていた。
その日、仕事だったのか休みだったのかさえ思い出せないくらい
そんなこと関係なしに泣いていたんだと思う。
なんで?どうして?という気持ちと
この未来がいつか来るんじゃないかと心のどこかで思っていたので
現実に納得する自分もいて
いろんな感情がゴチャゴチャになり悲しさしかなかったのを覚えている。
整理できるわけもなく
いろんな形で前を向き始める同担や他担を横目に
私はあの日から動き出せないままでいた。
退所した少しの間は何も音沙汰のない自担に想いを馳せ
絶対にあり得ない"戻ってくる"という奇跡を信じたりもした。
突如アップされたサイトで海外を放浪する自担の姿を見て
生きていたんだと安堵した。
ようやく2年程が経ち、心の整理がつき始め
受け入れられるようになった。
その間にシュバブにも入ったし十五祭にも参戦し錦戸くんの背中も見送った。
でもやっぱり7人の関ジャニ∞を追いかけてしまう自分がいた。
どうしてもアーティスト渋谷すばるの
CDを聴くこともライブに応募する事もできなかった。
ただ、SNSの中では新しい5人の門出や
2人の想いを尊重できないeighterは疎まれた。
許されずファン失格の刻印を押される
そんな風潮があった。
なので同担にも、ましてや他担にも打ち明ける事はできず月日は流れ今になった。
4年が経ちようやく自分の心と冷静に向き合う事ができ始め
私が好きなのは、惚れているのは
今までeighterとして、ファンとして
あるまじき想いなんではないかと何度も自分を責めたし
今でも聞けない曲ばかりで…
ロマネスクなんて関ジャニ∞以外が歌っていたって涙が止まらない。
だったらいっそのことeighterすら辞めるかとも思ったけど
関ジャニ∞が私の人生からいなくなるなんて事はない。
だから自分の心に素直になる事にした。
私自身の渋谷すばるへの未練を愛する事にする。
だから私はアーティスト渋谷すばるから卒業します。
こんな反社会的なオタクをどうか許してくれ。
ありがとう、すばるくん。
私にとってあなたはいつまでもアイドルです。